Asakusa革百貨店

Asakusa革百貨店 天野宝国株式会社は明治42年に創業し、革を必要とするあらゆる人へ向けて、時勢に合わせた良質な革を開発・提案してきました。従来の枠に捉われない新しい表現を経験豊富な加工技術に合わせてご提案します。

タンナーと加工場が最も大切にしているのは「革の個性」です。続々と8月終盤、盆明けの予定が組まれて参りました。それもそのはずレザー製品の一部は海外でも大量生産しているからです。写真のコードバンも同じ、某有名ブランドさんで採用されています。海外...
04/08/2026

タンナーと加工場が最も大切にしているのは「革の個性」です。

続々と8月終盤、盆明けの予定が組まれて参りました。

それもそのはずレザー製品の一部は海外でも大量生産しているからです。写真のコードバンも同じ、某有名ブランドさんで採用されています。

海外タンナーを訪問すると、よく耳にする言葉があります。

「天然素材だから、全部同じにする必要はない。」

工業製品であれば、均一であることが品質になります。

しかし革は違います。

一枚ごとに異なるシボ。

繊維の密度。

オイルの入り方。

染色の深み。

それらは欠点ではなく、その革だけの個性です。

もちろん製品としての品質は揃えます。

しかし天然素材らしさは残したい。

その考え方に、私たちも深く共感しています。

だからASAKUSA革百貨店では、革の個性も一緒にご提案したいと思っています。

世界に一枚しかない革。

それこそが天然素材の魅力です。


#天野宝国株式会社
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#商品開発
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新しい加工技術は、現場の「ひらめき」から生まれます。ヨーロッパ関係のタンナリーは既に休みに入ってる所も多いですが、見込みの発注分がラストに大量に入荷中でございます。こちらも盆休み前に集中して納品を捌いて行きます。さて、加工も色々ありますが、...
03/08/2026

新しい加工技術は、現場の「ひらめき」から生まれます。

ヨーロッパ関係のタンナリーは既に休みに入ってる所も多いですが、見込みの発注分がラストに大量に入荷中でございます。

こちらも盆休み前に集中して納品を捌いて行きます。

さて、加工も色々ありますが、新しい加工方法は、研究室だけで生まれるものではありません。

実際には加工場での何気ない会話から始まることが多くあります。

「このローラーを変えてみたらどうだろう。」

「もう少し低い温度なら違う表情になるかもしれない。」

そんな小さな挑戦を何度も積み重ねることで、新しい革が誕生します。

成功することもあれば、思い通りにならないこともあります。

しかし、その試行錯誤の積み重ねが、ブランドの新しい表現につながります。

革づくりは、挑戦を続ける仕事です。

だからこそ、毎年新しい素材に出会える楽しさがあります。


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革づくりは「最後の1%」に最も時間をかけます。盆前の生産が立て込んでおりますが、朝から立て続けに打ち合わせが続きます。どのお客さまも、次の柱になる様な売り上げの軸を弊社にご相談いただきます。革づくりの現場では、「もう十分きれいだから完成でい...
31/07/2026

革づくりは「最後の1%」に最も時間をかけます。

盆前の生産が立て込んでおりますが、朝から立て続けに打ち合わせが続きます。

どのお客さまも、次の柱になる様な売り上げの軸を弊社にご相談いただきます。

革づくりの現場では、「もう十分きれいだから完成でいいのでは?」と思うことがあります。

しかし、加工場ではそこからが本当の勝負です。

最終工程では、一枚一枚の革を広げながら、色の深みや光沢、シボの表情、手触りを丁寧に確認します。

「ここだけ少し艶を抑えよう。」
「この革はあと半日寝かせよう。」
「もう一度アイロンを当ててみよう。」

そのわずかな違いが、ブランドの品質を左右します。

革は天然素材だからこそ、100枚あれば100枚違います。

だから機械だけでは完成しません。

最後は人の感覚が仕上げます。

私たちがご提案する革には、そうした職人の時間と経験が詰まっています。

完成した一枚の裏側には、何十年もの技術があります。


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ASAKUSA革百貨店は「素材」ではなく「未来」を提案しています。フランスの某ブランドさんより、日本の総代理店契約のお伺いが来ております。まだまだ発表出来る段階ではありませんが、良い流れは続きます。「どの革がおすすめですか?」このご質問をい...
30/07/2026

ASAKUSA革百貨店は「素材」ではなく「未来」を提案しています。

フランスの某ブランドさんより、日本の総代理店契約のお伺いが来ております。まだまだ発表出来る段階ではありませんが、良い流れは続きます。

「どの革がおすすめですか?」

このご質問をいただくたびに、私たちはすぐに革をお見せすることはありません。

まずお聞きするのは、

どんなブランドなのか。

どんな商品をつくりたいのか。

誰に届けたいのか。

革は目的によって最適な選択が変わります。

柔らかさ。

厚み。

経年変化。

加工方法。

価格帯。

すべてに意味があります。

だから私たちは革を販売しているというより、「ものづくりの未来」を一緒に考えている感覚です。

100年以上革と向き合ってきた中で学んだことがあります。

良い革とは、高価な革ではありません。

そのブランドに最も合う革こそ、本当に良い革です。

これからもASAKUSA革百貨店は、世界中のタンナー、日本の加工場、そしてブランドの皆さまをつなぐ存在として、新しいものづくりのお手伝いを続けてまいります。


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革の色は「染める」のではなく、「育てる」という感覚です。こちらフレンチラム ブルーロワ、追加、足りないでようやく納まりました。生産時期に合わせられないと、行き場を失ったレザーあるあるになります。こう言った色を魅せる商品では、国内の場合サンプ...
29/07/2026

革の色は「染める」のではなく、「育てる」という感覚です。

こちらフレンチラム ブルーロワ、追加、足りないでようやく納まりました。生産時期に合わせられないと、行き場を失ったレザーあるあるになります。

こう言った色を魅せる商品では、国内の場合サンプル確認に行ったりします。

革を扱っていると、「この色を作ってください」というご相談を数多くいただきます。

しかし、実際の現場では色を”作る”というより、“育てる”という表現の方が近いかもしれません。

染料の配合。

ドラムの回転時間。

加脂のタイミング。

乾燥方法。

最後のアイロン仕上げ。

これらが少し変わるだけで、同じレシピでも違う色になります。

特に天然皮革は原皮の状態によって染料の入り方も変わります。

工場では一枚ずつ確認しながら、「今日はもう少し青みを抑えよう」「少し深みを出したい」と微調整を繰り返しています。

ブランドが求める”理想の色”は、職人さんの経験によって完成していきます。

色見本には載っていない、そのブランドだけの色。

その瞬間に立ち会えることが、この仕事の面白さでもあります。

まさしくブルーロワイヤル。


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イタリアとフランスのタンナリーで教わった「革を急がせない」という考え方ようやく夏前の納品、発注が落ち着いてまいりました。盆前の終結に向けて粛々と捌いて行きます。以前、ヨーロッパのタンナーを訪問した際、とても印象に残った言葉があります。「革は...
28/07/2026

イタリアとフランスのタンナリーで教わった「革を急がせない」という考え方

ようやく夏前の納品、発注が落ち着いてまいりました。盆前の終結に向けて粛々と捌いて行きます。

以前、ヨーロッパのタンナーを訪問した際、とても印象に残った言葉があります。

「革は待つことも仕事なんだ。」

乾燥工程の前。

加脂工程の後。

仕上げの前。

日本なら「もう次の工程へ進めませんか」と考えそうな場面でも、現地では一度革を休ませます。

革の内部までオイルが馴染む時間。

繊維が落ち着く時間。

その”待つ時間”が品質を決めると教えていただきました。

効率だけでは測れないものづくり。

世界には、そんな考え方が今も残っています。

その文化に触れるたびに、革づくりは技術だけではなく哲学でもあると感じます。


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加工場には「音」で分かる技術があります。この時期になると、インポートや三国間のオフショア取引がヨーロッパの事情で休み明け9月から開始とずれ込みが発生します。途端にインポート関係の出が空くので、せっせと別の解決事項を捌いて行きます。本日そんな...
27/07/2026

加工場には「音」で分かる技術があります。

この時期になると、インポートや三国間のオフショア取引がヨーロッパの事情で休み明け9月から開始とずれ込みが発生します。

途端にインポート関係の出が空くので、せっせと別の解決事項を捌いて行きます。

本日そんな中、加工場の音について考えました。

加工場を訪れると、まず耳に入るのは機械の音です。

ドラムがゆっくり回る音。

アイロン機の動く音。

型押しのエンボス機が圧力をかける音。

実は職人さんは、その音も確認しています。

「今日は少し音が違う。」

そんな一言で機械を止め、調整を始めます。

長年使ってきた設備だからこそ、小さな変化にも気付けるそうです。

革づくりは、目で見るだけではありません。

手で触れ、耳で聞き、時には革の香りまで感じながら進められています。

五感を使う仕事だからこそ、同じ革でも毎回違う表情が生まれるのかもしれません。

天然皮革ならではの光景なんです♪


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サンプルづくりは、未来をつくる仕事です。遠方からの新規のお客様とお打ち合わせ。お互いのお客様を、補完出来るように静かに影響力を高めていきます。あとは共同開発のご依頼あった社長さんと、仕上げに関して擦り合わせ。新しい革が完成すると、まずサンプ...
24/07/2026

サンプルづくりは、未来をつくる仕事です。

遠方からの新規のお客様とお打ち合わせ。お互いのお客様を、補完出来るように静かに影響力を高めていきます。

あとは共同開発のご依頼あった社長さんと、仕上げに関して擦り合わせ。

新しい革が完成すると、まずサンプルを作ります。

しかし、そのサンプルがそのまま商品になることは多くありません。

色を少し変える。

艶を抑える。

厚みを調整する。

ブランド様と何度も意見を交わしながら、一つの素材を育てていきます。

加工場でも、

「この革はもう少し柔らかくできる。」

「ここを変えると縫製しやすくなる。」

そんな会話が続きます。

完成までには時間が掛かります。

ですが、その時間こそが、ブランドらしいものづくりにつながります。

ASAKUSA革百貨店では、革を販売するだけではなく、「一緒につくる」ことを大切にしています。

新しいレザーが、誰かの新しいブランドや作品につながる。

そう考えると、サンプルづくりは未来をつくる仕事なのだと感じます。


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革は季節によって表情が変わります。インポートだと季節感は無いにしても、日本の基準に合う商品はなかなか難しくなります。そこで、摩擦堅牢度引き裂き耐光などの検査がついて回ります。世界の基準を日本風にするのがやや難しく、革問屋ではこう言う科学的な...
23/07/2026

革は季節によって表情が変わります。

インポートだと季節感は無いにしても、
日本の基準に合う商品はなかなか難しくなります。

そこで、
摩擦堅牢度
引き裂き
耐光
などの検査がついて回ります。世界の基準を日本風にするのがやや難しく、革問屋ではこう言う科学的な視点でもやっています。

さて、加工場へ行くと、職人さんからこんな言葉を聞くことがあります。

「今日は革が少し元気ですね。」

「今日は乾燥しているから、少し様子を見よう。」

革は気温や湿度の影響を受けます。

梅雨時期と冬では仕上がりの印象も変わるため、加工方法も微調整します。

毎日同じ条件で加工できない。

だから面白い。

だから経験が必要です。

職人さんが革を手で触れた瞬間に状態を判断する姿を見るたび、長年積み重ねてきた技術の重みを感じます。

天然素材と向き合う仕事には、毎日違う発見があります。


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革は「完成」ではなく、「育つ」素材です。本日は某有名セレクトショップ、ブランド様との打ち合わせで、「この革は完成していますか?」というご質問をいただきました。もちろん、加工は終わっています。品質検査も終えています。ですが、私たちはいつも「革...
22/07/2026

革は「完成」ではなく、「育つ」素材です。

本日は某有名セレクトショップ、ブランド様との打ち合わせで、「この革は完成していますか?」というご質問をいただきました。

もちろん、加工は終わっています。

品質検査も終えています。

ですが、私たちはいつも「革はここから育つ素材です」とお話ししています。

製品になり、使い始めてからオイルが馴染み、光沢が増し、その人だけの表情へ変化していく。

この経年変化こそ、革の大きな魅力です。

だから加工場でも「今きれい」ではなく、「5年後に美しい革」を目指して仕上げています。

時間も素材の一部。

それが天然皮革の魅力ではないでしょうか。

今日はそんなことを改めて感じた一日でした。


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