24/08/2023
ホワイトゴールドの話
ひと昔前までは金よりプラチナの方が高額だったため、プラチナの代替品としてホワイトゴールドが使われていました。
元々金色をしている金を白色に変えるので、それなりの処置が必要になります。
主な処置の一つ目が「金にパラジュウムを混ぜる」です。パラジュウムを沢山混ぜることにより、地金の色が金色から灰色に変わります。(※正確には純金純度を落とす時に、金以外の金属を入れて純度を調整するのだが、その際に入れる金属のパラジュウムの割合を増やすこと。)
二つ目が「ロジウムメッキをする」です。これにより、綺麗な白色(灰色)になります。
ロジウムメッキは何ミクロンの世界でのメッキなので、使用しているとメッキがはげて地金の色が出てくるのは仕方がないのですが、パラジュウムが多い地金だと地金自体が灰色なので、メッキがはげても目立ちませんでした。
ところが最近、レアメタルであるパラジュウムの値段が高騰して、金やプラチナと同じかそれ以上の価格になってしまいました。そのためメーカーはホワイトゴールドを作る時にパラジュウムを入れなくなって(入れたとしても少量)しまいました。
そこで何が起こるかというと、黄色い地金にロジウムメッキをかけて商品ができてしまうのです。
画像の1枚目がメッキがはげたリングです。指輪ですので、手のひら側のメッキがはげてしまっています。2枚目3枚目がメッキをかけた後です。綺麗にメッキされています。
このような加工もしておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。