24/05/2026
朝早く出発したので工房にも早く到着。
作業1足目はドクターマーチンのソール剥離の接着修理から。
履いている方はよくお見かけしますが、今回初めてドクターマーチンを修理しました。
現在の靴の底をつけるのは縫いではなく大半は接着だと思っております。
手縫いと比べて楽だと思いきや接着剤には接着剤の難しさが存在します。
当たり前ですが、
・接着剤が付いていない部分はくっつきません。
・はみ出せば汚い仕上がりになります。
・靴の仕上げ剤を溶かしてしまう場合もあります。
・素材に適した接着剤を使用し、適切な状態で接着しないと想定最高強度で接着されません。
・ズレて貼ってしまうとやり直しが発生するだけで なく、剥がれない様に接着しているので慎重に剥がさないと本体が破壊されます。
軽く出してもこれくらい。
今回のドクターマーチンも通常接着している靴と使用素材が違う為、新たにプライマーと接着剤+硬化剤が必要になります。剥離が数cmでも必要です。
たまたま在庫があり即購入出来ましたが、最近のナフサ不足の問題が靴業界にも影響しており、接着剤が在庫切れ、価格も物によっては倍近くの値上げ、一カ月先の予約も埋まっている状態です。
しっかり接着されていれば靴を履き潰すまで剥がれないスーパー素材ですが、近年では世界情勢や酷暑による剥離など耳にすると完全無欠とはいかないなと感じております。